二目川百手(ふためがわももて)まつり

「百手祭り」は、室町時代を起源とし、五穀豊穣や無病息災を祈願する伝統的な民俗行事です。二目川地区内の57戸が毎年順番に、頭人(とうじん)と呼ばれる祭主を務め、ご神体の掛け軸を保管し、まつりの会場を提供します。神事と二目川神楽の奉納が終わると、祭主と来年以降の頭人である頭前(とうまえ)が、約3m離れた二つの的に次々と矢を放ち、的射の結果で、その年の吉凶を占います。的の中心に矢が当たると縁起が良いとの言い伝えがあり、矢が的中するたびに太鼓が打ち鳴らされ、大きな拍手と歓声が送られます。
【DATA】
・日程:1月20日(月)
・場所:大分市横尾二目川地区
・問い合わせ:097-520-2690(二目川百手まつり保存会)
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