中津市歴史博物館「ナガシノノキオク~中津藩士のルーツは長篠にあり~」

中津藩士のルーツが長篠にあることをご存知でしょうか。天正3(1575)年5月、武田勝頼軍と織田信長・徳川家康連合軍が、長篠設楽原で対峙しました。この長篠の戦いのきっかけになったのが長篠城の攻防戦です。
当時の城主は、のちに中津藩主となる奥平氏です。武田を離れ徳川についた奥平貞能と信昌父子、磔になりながらも援軍は来ると叫んだ鳥居強右衛門、士気をあげ城を守り通し勝利に貢献した家臣たち。いくつもの戦国ドラマがありました。
その系譜を継ぐ中津藩では、この戦いを開運戦と呼び、自分たちの先祖の功績を称えました。本展では旧藩士家伝来資料に残された「長篠の記憶」をご紹介します。

会期: 令和5年4月29日(土)~6月25日(日)
開館時間: 午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日: 月曜日(祝日の場合はその翌日)
観覧料: 一般300円、団体100円(20人以上)中学生以下無料

主な展示品
鳥居強右衛門磔之図(個人蔵)
奥平家士家譜(個人蔵)
御家中系図(中津市歴史博物館蔵)
鎗「兼景」(個人蔵)

ギャラリートーク(要観覧料・申込不要)
①5月20日(土)14:00~ ②6月17日(土)14:00~

📎ナガシノノキオク(PDF)