祈りの谷「くにさき」展

国東市には、信仰に係る文化財が多数存在します。古くから八幡信仰が浸透し現在でも、安岐・武蔵・国東・伊美の4つの郷にはそれぞれ八幡社が残されています。古代には宇佐八幡宮の強い影響を受けて、桜本宮や六郷山寺院が造られました。中世には、武家社会成立に伴い、大友氏の有力家臣であった田原氏・吉弘氏などから庇護された禅宗文化が花開き、曹洞宗九州総本山であった泉福寺や豊後国安国寺などが建立されました。また、国東市はキリスト教カトリックの福者でもあるペトロ岐部カスイ神父の生誕地でもあり、近世においては、浄土宗、浄土真宗などが庶民の間に急速に拡大していきました。
今回、これらの寺社で信仰の対象となった貴重な文化財を一堂に公開します。

祈りの谷 チラシ表 [PDFファイル/1.72MB] 祈りの谷 チラシ裏 [PDFファイル/1.26MB]

期間

10月6日(土) ~ 11月25日(日)

場所

国東市歴史体験学習館 弥生のムラ 一階企画展示室

観覧料

開館時間:9時~17時 (但し入館は16時半まで)

観 覧 料:無料 ※但し、別途通常の入館料が必要:200円

休 館 日:月曜日・祝日の翌日・年末年始(12月28日~1月4日)