【2/10夜 岩戸寺で「修正鬼会」が行われます】

「修正鬼会」(しゅじょうおにえ)は、国東半島の六郷満山寺院を中心に行なわれてきた、春を迎える伝統行事で、国の重要無形民俗文化財に指定されています。

現在、国東市では国東町の「岩戸寺」と「成仏寺」で隔年ごとに開催されており、2019年は「岩戸寺」が舞台です。

メイン行事は午後6時30頃から本堂で始められ、夜の10時過ぎになると、講堂に2匹の鬼が登場し、たいまつを振りかざしながら独特な踊りを見せます。
この鬼は、仏や先祖の化身とされ、参拝者を取り囲み、松明で肩や背中を叩き、無病息災の加持を行ないます。
その後、鬼は寺を飛び出し地区の家々をまわり、翌日未明まで、住人から料理や酒のもてなしを受けます。

この国東ならではの鬼の文化が昨年5月、『鬼が仏となった里「くにさき」』として、日本遺産に登録されました。
冬の寒い夜、屋外での開催となりますので、防寒対策をしてご参拝、ご見学ください。
★期日 2月10日(日)
★時間 午後6時30分頃~0時(この後、集落を巡る)
★場所 岩戸寺(国東市国東町岩戸寺)
0978-77-0537
★問  国東市観光協会 0978-72-5168
国東市文化財課 0978-72-2677