特集展示「日出・信仰の残影 -ザビエル来豊から470年を経て-」

今から470年前、キリスト教の布教のために日出の地を訪れたフランシスコ・ザビエル。彼は大友義鎮(宗麟)の招きに応じ、一説には滞在していた山口より陸路を経て豊後国に到着しました。そして青柳港(日出港付近)を船出し、府内(現大分市中心部)にて義鎮との会見を果たしました。この二人の出会いにより、豊後国のキリスト教の歴史が幕を開けました。
今回の展示は、日出の地が交易での重要な港としてヨーロッパに知られていた様子のや、江戸幕府によってキリスト教の信仰が禁止されていく中で日出藩家老加賀山半左衛門が日出の信者たちの代表として信仰を守り続けていく姿に迫ります。そして中・近世から近・現代へとキリスト教信仰と日出を結ぶ数々の貴重な歴史資料を紹介します。

展示期間 令和3年7月13日(火)~令和3年11月14日(日)

 

日出町歴史資料館・帆足萬里記念館
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