大分県立美術館(OPAM)黄金とミイラが伝える 古代アンデス文明展

南米大陸の太平洋岸に展開した、時間的にも空間的にもあまりに巨大で複雑な文明の全体像を、私たちはまだほとんど知りません。時間的には先史時代から16世紀にスペイン人がインカ帝国を滅ぼすまでの約15000年間、空間的には南北4000km、標高差4500mに及ぶ広大な地域で、ナスカ、モチェ、ティワナクなど多種多様な文化が盛衰を繰り返しました。今回の特別展「古代アンデス文明展」では、いくつもの文化が連なり、影響を与え合う中で育まれた神々の神話や儀礼、神殿やピラミッドをつくり上げる優れた技術、厳しくも多彩な自然環境に適応した独自の生活様式などを、アンデス文明を代表する9つの文化と選び抜かれた約200点の貴重な資料によって明らかにします。
【DATA】
・日程:開催中~5月6日(月・振)10:00~19:00 ※金曜日・土曜日は20:00まで(入場は閉館の30分前まで)
・場所:大分県立美術館(OPAM) 1階 展示室A(大分市寿町2-1)
・料金:一般・大学生1,500円、高校生1,000円、小中学生600円
・問い合わせ:097-533-4500(大分県立美術館)