中津市歴史博物館企画展「伝染病との戦い-先駆者は九州にいた-」

中津市歴史博物館では、6月26日(土)から8月22日(日)の期間、企画展「伝染病との戦い-先駆者は九州にいた-」を開催します。
いま、新型コロナウイルスが世界各地で猛威を振るっていますが、人類の歴史は、常に伝染病との戦いの中にあったといえます。人々は大陸からもたらされたこの病を恐れて祭りを行ったり、まじないを行ったりしました。
なかでも長きにわたって猛威を振るったのは天然痘でした。江戸時代になると 医者たちは天然痘で苦しむ人を救うため、様々な治療法を習得しようとしましたが、その先駆者となったのは、他ならぬ九州の人々でした。筑前秋月で日本初の天然痘予防接種をした緒方春朔、オランダから牛痘法の導入に尽力した佐賀藩の人々、そして全国に先駆けて庶民への牛痘接種を行った中津藩の医者たちの伝染病との戦いにスポットをあてます。

 

令和3年6月26日(土)~8月22日(日)
中津市歴史博物館 展示室
開館時間 9時~17時(入館は16時30分まで)
入館料 高校生以上 300円(常設展もご覧いただけます)
休館日 毎週月曜日(ただし祝日の場合は翌日)